MOVIE

RUN FOR TOMORROW | CINEMATIC VLOG with SONY α7Ⅲ&FE24mm F1.4 GM SEL24F14GM

https://www.youtube.com/watch?v=uSEbiDhrf3Q

何度か一緒にランニングをしているうちにランニング動画をCINEMATICに撮影してみたくなり、ある意味実験的な意味も兼ねての動画制作になりました。

今回の撮影の機材
・カメラ→SONY α7Ⅲ
・レンズ→SONY FE24mm F1.4 GM SEL24F14GM
・ジンバル→RONIN SC
・ドローン DJI MAVIC MINI

 

動画を見ていただくと分かると思いますが、走る被写体に合わせて約2Kgの撮影機材を持ちながら並走したり、後ろ向きで走るのは非常に難しく、走っているモデル以上に体力を消耗してこの撮影だけで2Kg落ちました・・・。

映像の質に拘りがなければもっとGO Proとかのアクション用カメラを使って撮影する事も可能ですが、少しでも良い質の映像を収めるべく撮影に臨みました。

❒機材重量
・カメラ α7Ⅲ→565g
・レンズ SEL24F14GM→445g
・ジンバル RONIN SC→1100g
合計2110g

 

準備運動のシーンでは体の動きに合わせて撮影をして、走り出したらアップテンポの曲に合わせてカットを細かく差し込みました。
走っているシーンでは単調な映像にならないよう顔、上半身、下半身、足のアップをそれぞれの場面に差し込みました。

曲も私が一番愛用しているEpidemic Soundからアップテンポで疾走感のある曲を選びランニング動画としてはピッタリだったと思います。

❒曲
Running Out of Love
Tom Caio feat.Anders Fernette

 

途中の曲がテンポダウンするところで一休憩をするシーンを入れ、環境音を消してスロー映像を流すことで没入感を増幅させる事ができます。

最近私が拘っている撮影&編集方法なのですが、なるべくスローを使わずに環境音を入れた動画で序盤は組み立てて、協調したい場面にスロー&環境音消しを使う事で動画に強弱がつけられるので退屈な動画になりづらく、心理的に視聴者の気を集中させる事ができます。
下記の3つのシーンがそれに該当するシーンです。

running

 

 

 

①途中で疲れてペットボトルを空けて飲むシーン

 

 

 

②あーちゃんが疲れて下を向くシーン

 

 

 

③走り終えてゴクゴクと三ツ矢サイダーを飲むシーン

 

上記のようにスローで環境音を消して②のように心臓の音を強調、③のゴクゴクと飲むシーンを強調する事ができます。
全体的にアップテンポなのでよりスローが際立ちます。
逆にスローばかりを使うと映像が間延びしてしまい全体的に退屈な動画になってしまうのでスローは諸刃の剣とも言えます。

今回は非常に過酷なロケでしたが、イメージしていた映像に近いものを撮る事ができとても良い経験になりました。

また今後も私の撮影を通じてみなさまに動画撮影や編集テクニックを伝えていければと思います。

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